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LATINI
ラティーニ
イタリア・マルケ州オシモに移り住んだラティーニ家は、1888年より小麦生産をスタート。1984年、カルロ・ラティーニは、妻カルラと3世代受け継がれたデータと経験に基づき、最高品質のデュラム小麦を作り始めます。小麦遺伝子工学のエキスパートであるチェザーレ・マリアーニも参画し、絶滅した品種であるセナトーレ・カッペリの復活など、数々の優れた小麦を次々発掘していきました。1990年からはそれらの小麦から、伝統的なブロンズ・ダイスを使い、非常に低温で乾燥させる昔ながらの方法でパスタ作りを開始。小麦の香り高く、ソースの絡みが良く、独特の食感を持った比類ないパスタとしてラティーニは評価されています。 製造工程セモリナ粉と少しの水を混ぜブロンズ製のダイスを通します。こうすることでパスタの表面がざらつき、多孔性のあるものとなっていきます。ソースや調味料が非常に絡みやすく、質の高いデュラム小麦から作られたセモリナ粉の風味がいっそう高まったパスタができ上がります。また40〜45℃という非常に低温でゆっくり行われる乾燥工程の時間は、パスタの形によって異なります。通常、低温乾燥では手作りのパスタによく見られる酸化が引き起こりがちですが、これは彼らの技術によって解決されており、逆にこの乾燥方法が、パスタのたんぱく質のレベル、デュラム小麦の風味と香りを保ちます。 茹で時間 |
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