Chateau Mercian シャトー・メルシャン

シャトー・メルシャンの挑戦

適地・適品種 〜日本ワインの可能性を信じて〜


シャトー・メルシャンは1970年から国内各地を基礎調査し、日本の気象条件・土壌の中でいかに良質なブドウを育てられるか地道に試行錯誤を重ねています。
桔梗ヶ原にメルローを、北信にシャルドネを増やす決断をした浅井昭吾(筆名:麻井宇介)をはじめ、先駆者たちの想いは、今も「適地・適品種」というコンセプトの下、山梨県、長野県、秋田県、福島県、山形県の5つの県から、ブドウ品種にふさわしい産地、区画を選び、その個性を最大限に引き出したテロワールシリーズへと引き継がれています。

日本が世界の銘醸地となるために
〜シャトー・メルシャンが牽引した、甲州の品質向上と多様性〜


日本が世界の銘醸地として認められるためには日本ワインの品質を向上させ、他の産地にはない個性を磨き上げなければなりません。そこでシャトー・メルシャンでは日本の風土で育まれた、日本固有品種「甲州」に着目。甲州は長い間、主に生食用として親しまれ、ワインとなると“個性が目立たず平凡”と評され、衰退の危機を迎えていました。そんな状況をなんとかしようと立ち上がったのがシャトー・メルシャンを中心とするワイナリーと、ブドウ農家の人々。
「甲州ワインを世界へ!」を合言葉に甲州の品質向上に乗り出しました。そこで得られた技術ノウハウや分析データは他ワイナリーへ開示され、日本ワインの発展につながっていきます。この品質向上により世界各国のワインコンクールでも高い評価を受けるワインが現れ、日本ワインとして甲州の人気は世界で年々高まっています。

こちらからもご注文いただけます

笛吹甲州グリ・ド・グリ

野バラのような甘美な香りとふくよかな味わい

リンゴのコンポートのような甘美な香りとふくよかな味わいのワインです。山梨県笛吹市笛吹地区で収穫した日本固有のブドウ『甲州』の淡く灰色がかった(仏語:Gris)紅紫色の果皮が持つエッセンスを、ワインの味わいに表現すべく、丹念に仕込みました。 甲州100%
¥3,000

玉諸甲州きいろ香

ボルドー大学と共同開発した新スタイルのワイン

ユズやカボスといった和柑橘を思わせる香りとフレッシュな酸とのハーモニーをお楽しみいただけるワインです。甲府盆地の中央部に位置する甲府市玉諸地区で、太陽をたっぷり浴びた甲州ブドウを的確なタイミングで収穫し、香り高いワインに仕上げました。 甲州100%
¥2,700

北信シャルドネ

絶妙なバランスを追求した白ワイン

ミネラル感ある味わいにトロピカルな華やかさが加わった、バランスの良い複雑な味わいのワインです。長野県北部千曲川流域の北信地区にある垣根仕立てのシャルドネを区画ごとに発酵させ、各地区の特徴ある原酒をバランスよくブレンドしました。粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさ、砂礫質の右岸からはフレッシュな酸味と力強さが与えられます。
¥3,800

山梨マスカット・ベーリーA

山梨県のマスカット・ベーリーAを、樽のニュアンスと果実の味わいのバランスが良いワインに仕上げました。

赤い果実を連想させる香りと程よい樽のニュアンスのバランスが良いワインです。
マスカット・ベーリーAは、昭和の初期に交雑された日本固有のブドウ品種で山梨県で広く栽培されています。山梨県各地の熟度の高いブドウを使用し、バランスよく仕上げました。
¥2,100

長野メルロー

日本を代表する赤ワインの一つとして国内から海外まで高い評価を受けるワイン

熟した果実感と、エレガントな味わいがバランスよく感じられるワインです。日本を代表するメルローの産地である長野県のメルローを使用し、シャトー・メルシャンのワインメーカーが丁寧に仕込んだ原酒をアサンブラージュしました。
シャトー・メルシャンは1976年からこの地でメルローの契約栽培を始めました。
¥4,400

塩尻メルロー

しっかりとした果実感とスパイスの香り、フレッシュな酸味と厚みのあるタンニンがバランスよく感じられるワインです。このワインは長野県塩尻地区のメルローを使用しています。塩尻地区は明治時代からブドウ栽培が行われ、日本を代表するメルローの産地の一つとなっています。
¥5,500